音階の話…長音階ってなに?
『クラヴィーアのためのアンダンテ ハ長調』のページで、” 長音階 "という音楽用語が出てきました。 言葉くらいは聞いたことはあっても、音楽を勉強した人でないと『長音階ってなに?』ではないでしょうか。
モーツァルトねたとは離れてしまいますが、ブラボー!モーツァルトは入門サイトなので、長音階の説明をしたいと思います。
下の図をごらんになってください。 音は左の(ド)から右方向に移動して、右の(ド)までいきます。 この間、鍵盤を12回移動しますね。

ド(白鍵盤)→黒鍵盤→レ(白鍵盤)→黒鍵盤→ミ(白鍵盤)→ファ(白鍵盤)→黒鍵盤→ソ(白鍵盤)→黒鍵盤→ラ(白鍵盤)→黒鍵盤→シ(白鍵盤)→ド(白鍵盤)
→が12回あると思います。 この→は半音といって、このように音は半音ずつ移動をしていきます。
ドからレに移るのは、半音+半音=全音移動となります。 →の部分の移動です。 レからミに移るのも、半音+半音=全音移動となります。 では、ミからファはどうかというと、半音しか移動していません。
ドレミファソラシドまでの音の移動は、ドー(全音)→レー(全音)→ミー(半音)→ファー(全音)→ソー(全音)→ラー(全音)→シー(半音)→ドとなります。
全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音のように移動する音階を「長音階」といいます。 そして、ドの位置が「は」から始まっているものを「ハ長調」といいます。
では、ドの位置がとなりに移るとどうでしょうか? 青い文字のドレミファソラシドを見てください。

音階は全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音と移動しますから、鍵盤の位置が変わります。 今度は黒鍵盤が入ります。 青い ミは、鍵盤のファ(黒い文字のファ)の位置から半音あがった黒鍵盤の位置になっていますね。 同じように、青い シは、鍵盤のド(黒い文字のド)から半音あがったところにあります。
ちなみに、半音上がるという印をつけるために、楽譜では” # "という記号を使います。 この場合は、ファとドに#をつけて楽譜を書きます。
そして、この青い文字の ドレミファソラシドは、” に ”から始まっている長音階なので、「ニ長調」といいます。
音階とは、このようにある規則に従ってつくられているものです。 この規則にしたがって、ホ長調、ヘ長調、ト長調、イ長調、ロ長調もできます。