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故郷・ザルツブルクも熱狂!「モーツァルト・イヤー」開幕:旅 - 2006年1月26日

年が明け、世界中のクラシック音楽ファン待望の2006年がやってきた。歴史上で最も有名なオーストリア人、モーツァルトの生誕250周年にあたる記念すべき年「モーツァルト・イヤー2006」が幕を開けた。今年は、オーストリアだけでなく世界各国で様々な記念イベントや公演が行われるが、やはり注目すべきはウィーンと、モーツァルトの生誕地、ザルツブルク。

 まずは、モーツァルト広場1番地にある大司教の新宮殿に建設中の「ザルツブルク博物館」。いよいよ「モーツァルト・イヤー2006」初日の1月27日にお披露目され、こけら落としには「ビバ・モーツァルト」を開催。また、出し入れ可能な屋根が取り付けられた中庭は、特別展や各種イベントが催される。

 1767年にモーツァルトの幕間劇「アポロとヒアキントス」が初演されたザルツブルク大学の大講堂の観客席もこの程リニューアルが終わり、舞台がさらに見やすくなった。1月27日には、ゆかりの「アポロとヒアキントス」を上演し、感動をさらに盛り上げる。

 160年以上の歴史を持つ、音楽家養成の名門として世界的に有名な「モーツァルテウム付属大学」も2年にわたり改修工事が行われていたが、この夏にはすべての工程が終了。美しいミラベル広場の景観の一部としてよみがえり、10月には3日間にわたり記念行事も開催される。また、この頃に合わせミラベル広場の隣には、新しいコンサートホールが誕生。ホールの回廊から眺めるザルツブルク市街のパノラマは、新たなビュースポットとして期待できる。

 市民に親しまれていた「祝祭典小劇場」は、観客席の幅がさらに広げられ席数も270席増え最大で1650席。名称も「モーツァルト・ハウス」と新ためられ、7月23日にオープン。その他にもムジクム・ザルツブルクの「音楽の家」や、フェスティバル地区の「マックス・ラインハルト広場」もリニューアルが完了する予定となっている。

 ザルツブルクでは、建物やホールだけでなく楽しいイベントもめじろ押し。モーツァルトにまつわるアクティビティーも豊富で、モーツァルトの足跡を訪ねるサイクリングツアーや、ザルツブルク郊外にあり、彼にゆかりの深いサンクト・ギルゲンへ足を延ばすパッケージ・ツアーなど、数えきれないほどのメニューがある。

 半世紀に1度のスペシャルな年を迎えるザルツブルクは、いつも以上に活気があふれている。これまでになかった新しい魅力に出会えることだろう。

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